主なポイント:
- 海通国際は、中国飛鶴(China Feihe)の目標株価を7香港ドルから4.5香港ドルへ35.7%引き下げましたが、「アウトパフォーム」評価は維持しました。
- 今回の下方修正は、中国飛鶴の2025年通期決算で純利益が前年比45.7%減の19.4億元となり、市場予想を下回ったことを受けたものです。
- 海通国際は、在庫調整の完了とファンダメンタルズの改善を理由に、2026年には純利益が24.1億元に達し、業績が回復すると予測しています。
主なポイント:

乳幼児用粉ミルクメーカーの中国飛鶴(China Feihe Ltd.、06186.HK)の2025年純利益が45.7%減少したことを受け、海通国際は同社の目標株価を約36%引き下げ、4.5香港ドルとしました。
海通国際のアナリストはリサーチレポートの中で、「在庫調整を経てファンダメンタルズは改善しており、収益回復の土台が整った」と述べ、同銘柄の投資判断「アウトパフォーム」を継続しました。
従来の7香港ドルからの目標株価引き下げは、中国飛鶴が発表した通期純利益が19.4億元と、市場予想を下回ったことによるものです。総売上高は前年比12.7%減の181.1億元となりました。これは、同社が昨年5月から積極的にチャネル在庫を最適化し、出荷ペースを抑制したためです。また、政府補助金の減少や生物資産の減損も業績に影響しました。
海通国際は現在、中国飛鶴の2026年の純利益が24.1億元、売上高が187.3億元まで回復すると予測しています。新たな目標株価4.5香港ドルは、同社が予測する2026年の1株当たり利益0.27人民元に対し、15倍の株価収益率(PER)を適用して算出されました。レポートは、苦痛を伴う在庫調整期間を経て、最悪期を脱した可能性を示唆しています。投資家は、需要回復の裏付けとして、次回の四半期決算を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。