主なポイント:
- 国金証券は、主力製品の急速な商業化を理由に、康方生物(カンファン・バイオ)の投資判断「買い」を再確認しました。
- 同社は、現在米国FDA(食品医薬品局)の審査中である二重特異性抗体薬「イボシ(Ivosi)」の進展を強調しています。
- 国金証券は、2026年および2027年の利益予想を引き下げたものの、2028年の純利益予想を19億元に設定しました。
主なポイント:

国金証券は、康方生物(カンファン・バイオ、09926)の2025年度売上高が30.6億元に達したことを受け、好調な商業販売と主要薬のグローバルな可能性を理由に投資判断「買い」を継続しました。
国金証券のアナリストは4月7日付のレポートで、「同社の主力製品は商業化による販売ボリュームの急速な拡大期にあり、世界の臨床薬使用のパラダイムシフトを牽引する可能性を秘めている」と述べています。
この評価は、康方生物の2025年度通期決算を受けたもので、製品売上高は前年比51%増の30.3億元に達しました。この成長は、主力製品である「カドニリ(Cardonili)」と「イボシ(Ivosi)」が中国の国家医療保険制度(NRDL)の収載リストに含まれたことが背景にあります。国金証券は現在、2026年の純利益を4億元、2027年を13億元と予測しており、従来の予測(それぞれ5億元、18億元)から下方修正しました。また、新たに2028年の純利益予測を19億元と設定しました。
康方生物の国際戦略は進展しており、パートナーであるSMMT社が二重特異性抗体薬「イボシ」について5つの国際共同第III相試験を実施しています。同薬は現在、非扁平上皮非小細胞肺がん(nsq-NSCLC)の治療薬として米国食品医薬品局(FDA)の審査を受けており、米国で承認される初の中国開発の二重特異性抗体薬となる可能性があります。
同社はまた、胃がんの一次治療として「カドニリ」療法の第III相試験を進めており、既存の「ニボルマブ(Nivolumab)」療法と直接比較を行っています。
アナリストによる肯定的なカバレッジは、康方生物が国内での成功からグローバルな舞台へと飛躍する能力に対する信頼が高まっていることを浮き彫りにしています。イボシがFDAの承認を得られれば、同社の研究プラットフォームに対する大きな裏付けとなり、収益性の高い米国市場への道が開かれ、株価にとって重要なカタリストとなるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。