- GRAILは、14万2000人の患者を対象としたNHS-Galleri試験(同社のマルチがん早期発見テスト「Galleri」のランダム化比較試験)の速報結果を発表します。
- 同社はまた、Galleriテストを評価するために北米で3万2000人以上の参加者を登録したPATHFINDER 2試験の最終データも共有します。
- 発表は、2026年5月29日から6月2日までシカゴで開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で予定されています。
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NHS-Galleri試験は、MCED(マルチがん早期発見)テストに関する最初で唯一のランダム化比較試験です。この試験では、50歳から77歳の個人を対象に、3年間にわたり標準的なケアと並行してGalleriテストによる年次スクリーニングを実施した際の効果を評価しました。2026年2月に発表された主要結果では、すでにステージIVのがん診断が大幅に減少することが示唆されています。ASCOで発表される完全なデータセットは、このテストが集団レベルで与える影響について、より包括的な全体像を提示することになります。
北米で実施されたPATHFINDER 2試験は、2025年10月に発表された初期結果に基づいています。これは、50歳以上などのがんリスクが高い無症状の個人という本来の対象集団において、MCEDテストを評価した最大規模の介入研究です。
Galleriテストは、マンモグラフィーや大腸内視鏡検査などの既存の単一がんスクリーニング法に加えて使用されることを目的とした処方ベースの血液検査です。50種類以上のがんに共通するがん信号を検出し、その信号の発生源を予測することで、治療がより容易な早い段階でがんを発見することを目指しています。
今回の発表はGRAILにとって極めて重要です。これらの大規模かつ厳格な試験から強力な結果が得られれば、Galleriの臨床的有用性と性能を裏付ける強力な証拠基盤となり、標準的な医療への統合が加速され、保険償還に関する支払者との協議を後押しする可能性があります。投資家は、詳細な有効性と安全性データを確認するため、5月29日から6月2日の間のASCOでの発表を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。