Key Takeaways
- ゴールドマン・サックスは、BTCへのエクスポージャーに加えてオプション戦略から収益を得ることを目的とした「ビットコイン・プレミアム・インカムETF」を申請しました。
- CoinSwitch Markets Deskのデータによると、この動きは既存の現物ビットコインETFへの9日連続の資金流入(合計21億ドル以上)に続くものです。
- この申請は、単なる現物価格へのエクスポージャーを超え、収益生成に焦点を当てた機関投資家向け暗号資産商品の新たな段階を告げるものです。
Key Takeaways

ゴールドマン・サックスは4月27日、米国証券取引委員会(SEC)に対し「ビットコイン・プレミアム・インカムETF」の申請書を提出しました。これは規制されたファンドの形式で、BTC連動の収益とオプションベースの利回りを投資家に提供することを目指しています。このファンドは、基礎となるビットコイン資産に対してカバード・コール戦略を用いることで収益を生成することを目指しています。
Pi42の共同創設者兼CEOであるアヴィナッシュ・シェカール氏は、このトレンドについて「オプションベースのインカム戦略の導入は、ボラティリティを管理しながら暗号資産から収益を得ようとする新たな投資家層を惹きつける可能性がある」と述べています。
今回の申請は、暗号資産デリバティブや仕組み商品に対する機関投資家の関心が加速する中で行われました。4月27日時点でビットコインは1.60%上昇し79,002ドルで取引されており、強力な機関投資家の買いに支えられて世界の暗号資産時価総額は1.85%増の2兆6400億ドルに達しました。CoinSwitch Markets Deskによると、現物ビットコインETFには過去9取引日間で21億ドル以上の純流入がありました。この需要はビットコインにとどまらず、先週はイーサリアム現物ETFにも1億5500万ドルの流入があり、規制された暗号資産への幅広い関心を示しています。
ゴールドマンが提案するETFは、暗号資産投資手段の次なる進化を象徴しており、焦点を純粋な価格上昇から収益生成へと移しています。承認されれば、この製品はブラックロックやフランクリン・テンプルトンといった、同様にデジタル資産サービスを拡大している企業の高度なサービスと資本を競うことになります。SECの判断スケジュールと、ビットコインが77,000ドルのサポートレベルを維持できるかどうかが、2026年後半に向けたセクターの主要なカタリストとなるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。