- COMEX金先物は夜間に2%近く上昇した後、テクニカルな調整局面を迎えました。
- 現物ゴールドは1オンスあたり2,691ドル前後で取引され、最近の上昇幅の大部分を維持しています。
- アナリストは、関税導入の可能性や地政学リスクが金価格を3,000ドルに押し上げる主要因になると見ています。
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4月8日のCOMEX金先物相場は、夜間に価格が2%近く上昇した後の反動で、トレーダーらが「テクニカルな調整」と呼ぶ動きの中でわずかに値を下げました。この動きは、大幅な上昇を受けた利益確定売りを示唆していますが、貴金属は最近の上昇幅の大部分を維持しました。
TheGoldForecast.comの編集者であるゲーリー・ワグナー氏はKitco Newsに対し、「金価格が2,800ドルを突破するだけでなく、私の予測では2,900ドル前後、上値は3,000ドルになると見ています。これは今回のラリーの各段階に基づいた数値です」と語りました。
執筆時点で、現物ゴールドは1オンスあたり2,691ドルで取引されていました。市場は最近、2023年10月から2025年初頭にかけて約500ドルの急騰を見せるなど、強力な上昇を記録しています。投資銀行のゴールドマン・サックスは、2025年末までの予測を1オンスあたり2,910ドルに上方修正し、3,000ドルの予測時期を2026年半ばに設定しました。比較対象として、銀は約73ドルで取引されていました。
このボラティリティは、いくつかの主要なリスクに対する投資家のポジション状況を反映しています。アナリストは、次期米政権による新しい関税導入の可能性が、金にとって追い風となる主要なインフレ要因になると指摘しています。世界経済フォーラムは最近、2025年の世界最大のリスクとして「武力紛争」を挙げており、ウクライナや中東で続く地政学的緊張の中で、安全資産としての金の役割を再認識させています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図したものではありません。