重要ポイント:
- 米3月消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)への圧力が和らいだことで、金価格が急騰しました。
- 総合インフレ率は0.9%の上昇となり、前月から減速。物価上昇圧力がピークに達した可能性を示唆しています。
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重要ポイント:

米3月のインフレ率が予想を下回る0.9%の上昇にとどまったことを示すデータを受け、金価格は1.2%上昇し、1オンスあたり2,432.50ドルとなりました。
架空の会社のコモディティアナリスト、ジョン・スミス氏は、「金市場はより大きな動きを見せる準備が整っており、このデータが起爆剤となった。1%を下回る数値はFRBにいくらかの猶予を与え、それは金にとってプラス材料だ」と述べました。
労働統計局のデータによると、2月に見られた前月比1.2%の上昇から緩和されました。この動きを受けてドル指数は0.5%下落して105.20となり、10年債利回りは8ベーシスポイント低下の4.42%となりました。COMEXの金先物6月限は2,445.80ドルで引けました。
依然として高い水準ではあるものの、今回の結果により、5月15日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の利上げの可能性は低下しました。現在は、さらなる確認のために発表される生産者物価指数(PPI)データに注目が集まっています。
市場レポートによると、発表前は、重要なインフレ報告や米国・イラン間の停戦交渉を控えて投資家が慎重姿勢を維持していたため、金価格は下落していました。スタグフレーションの脅威が高まっているにもかかわらず、市場は大きな上昇モメンタムを得られずにいました。
予想を下回ったものの依然として高水準なCPIの結果は、金を岐路に立たせています。最も積極的な引き締め政策への差し迫った圧力は軽減されますが、絶対的なインフレ率の高さは中央銀行のタカ派的な選択肢を残しており、金の上値を抑える可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。