主なポイント:
- 金先物は1オンスあたり4,361.10ドルで引け、取引時間中で1.01%上昇
- 日中レンジは4,326.70〜4,370.60ドルの43.90ドル
取引データ: 始値4,331.30ドル | 高値4,370.60ドル | 安値4,326.70ドル | 終値4,361.10ドル | 出来高36,514
主なポイント:
取引データ: 始値4,331.30ドル | 高値4,370.60ドル | 安値4,326.70ドル | 終値4,361.10ドル | 出来高36,514

金先物は6月16日のCOMEX取引で1.01%上昇し、1オンスあたり4,361.10ドルで引け、日中安値の4,326.70ドルから回復した。
「金は4,330ドル付近で下値支持を見いだし、買い手が午前の取引を通じて売り圧力を吸収した」と、Edgenの商品アナリスト、オマー・タリック氏は述べた。
取引時間中の高値4,370.60ドルは43.90ドルの取引レンジの上限となり、出来高は36,514契約に達した。始値の4,331.30ドルは、この日の下限付近である4,330ドル台を形成し、この水準は最近の取引セッションで下値支持線として機能している。終値4,361.10ドルは始値から0.7%の上昇を意味し、金は取引時間の大部分をプラス圏で推移した。
金の終値が4,360ドルを上回ったことで、4,370ドルのレジスタンスゾーンまで0.2%以内に接近している。次の方向性を決める材料は、週間のCOMEX在庫データと、今週後半に発表される米経済指標(新規失業保険申請件数や住宅着工件数など)であり、これらはドル相場と実質利回りに影響を与える可能性がある。
COMEX出来高が増加、金は4,360ドル台を維持
6月16日に取引された36,514契約は金先物市場への積極的な参加を反映しており、取引は期近の8月限に集中した。金の日中振幅43.90ドルは安値から高値への1.01%の変動に相当し、貴金属としては中程度のボラティリティと一致する。この出来高は直近20日間の平均と比較して、金に対する機関投資家の安定した関心を示している。
注目すべき主要価格帯
安値4,326.70ドルは4,330ドル付近の支持線を試す形となり、高値4,370.60ドルは4,375ドル手前の抵抗線に迫った。COMEXの市場データによれば、4,370ドルを上回って引ければ、次の抵抗ゾーンである4,400ドル付近が目標となる。下値では、4,326ドルを下回るブレイクが生じた場合、6月初旬以来試されていない4,300ドルの支持線への下落経路が開かれる。
1オンスあたり4,361.10ドルの金は50日移動平均線を上回って推移しており、2026年前半に付けた史上最高値の4,500ドル超と比較される。貴金属の同等資産の中では、銀とプラチナも取引時間中に上昇を示し、マクロ経済の不確実性が続く時期における安全資産への幅広い需要を反映している。ドル指数はこの日わずかに低下し、ドル建ての金価格に追加の支援を提供した。金は2026年に入り約12%上昇しており、中央銀行による持続的な買い入れと地政学的リスクプレミアムの高止まりが、金需要を引き続き支えている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。