- 復星国際(フォースン・インターナショナル)は、リゾート事業であるクラブメッドの香港IPOを計画しています。
- この上場により、同社は少なくとも5億ドルの資金を調達できる可能性があります。
- BNPパリバ、HSBC、JPモルガン・チェースが主幹事として選定されました。

復星国際(Fosun International Ltd.)は、傘下のクラブメッド(Club Med)部門の香港市場への新規株式公開(IPO)に向けた幹事銀行を選定しました。このIPOにより、少なくとも5億ドルの資金を調達できる可能性があります。
この件に詳しい関係者の話によると、同社は上場に向けてBNPパリバ、HSBCホールディングス、JPモルガン・チェースと協議を進めています。情報は非公式であるため、関係者は匿名を条件に語りました。
正確なスケジュールや目標時価総額を含む詳細については、まだ公表されていません。このIPOが実現すれば、同リゾート運営会社は香港証券取引所のメインボードに上場することになります。
今回の動きは、復星国際がポートフォリオの価値を引き出し、バランスシートを強化しようとする中で進められています。このIPOは、新規上場が鈍化している最近の香港市場において、投資家の意欲を測る試金石となるでしょう。
上海を拠点とする複合企業の復星国際は、長期にわたる買収合戦の末、2015年に当時のクラブ・メディテラネ(Club Méditerranée SA)を完全子会社化しました。この買収は、富裕層向け旅行体験に対する中国人観光客の需要の高まりを取り込むという同社の戦略において重要な役割を果たしてきました。
クラブメッドは、オールインクルーシブのパッケージツアーで知られるリゾートを世界中で数十カ所運営しています。株式公開は、特にアジア市場での拠点拡大や、他の世界的ホスピタリティ大手との競争に向けた資本を同社に提供することになります。
この潜在的な上場は、復星国際にとって長年のリゾート・チェーンへの投資を現金化する道を開くものです。上場初日の株価パフォーマンスは、現在の市場環境におけるコンシューマー向け資産に対する機関投資家の需要を測る重要なテストとなるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。