主なポイント:
- Forward Industriesは6月5日に455,784 SOL(約3,187万ドル)をCoinbase Primeに入金
- 同社のSOL Treasuryには約11.3億ドルの未実現損失が発生
- SOLは65ドル近辺で推移、RSIは21.66、ボリンジャーバンド下限を試す展開
主なポイント:

Forward Industriesは、約3,187万ドル相当の455,784 SOLをCoinbase Primeに入金した。これは同社の法人トレジャリーからの移動としては1カ月以上ぶりの規模となる。
ブロックチェーン分析プラットフォームのLookonchainは、Arkham Intelligenceのデータを引用し、「Forward Industriesは約1カ月のウォレット非稼働期間を経て、455,784 SOLをCoinbase Primeに送金した」と述べている。
同社は2025年9月にトレジャリー戦略を開始して以来、平均価格232.08ドルで合計683万SOLを約15.9億ドルで取得。現在の保有価値は約4.586億ドルにまで低下しており、Forward Industriesには約11.3億ドルの未実現損失が生じている。
Coinbase Primeへの入金は即座の売却を意味するものではないが、今回の移転規模と同社の大きな含み損を背景に、Forward IndustriesがSolanaエクスポージャーの削減を準備しているのではないかとの憶測が浮上している。同社はこの移転の目的について公式にコメントしていない。
2025年12月31日までの会計四半期において、Forward Industriesは5.856億ドルの純損失を計上。うち5.602億ドルはデジタル資産の損失、さらに3,300万ドルはSOL保有に伴う減損損失である。売上高は前年同期の460万ドルから2,140万ドルに増加しており、主な増収要因はSolanaトレジャリーからのステーキング収入である。
同社のバリデータ運用は、1月中旬時点で手数料前の年間総利回り6.73%を達成。12月末までに累積ステーキング報酬は112,000 SOLを超えた。Forward Industriesはまた、リキッドステーキングトークンであるfwdSOLをローンチし、Galaxy DigitalおよびJump Cryptoとともにトレジャリーインフラの構築を進めてきた。同社はGalaxy Digital、Jump Crypto、Multicoin Capitalが参加する16.5億ドルのプライベート投資ラウンドによって支援されている。
SOLは移転時点で約65.03ドルで取引されており、相対力指数(RSI)は21.66と深い売られ過ぎ圏にあり、ボリンジャーバンド下限を試す展開となっている。テクニカルデータによれば、持続的な上昇の前に50期間指数平滑移動平均線である77.29ドルへの回帰が先行する可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。