主なポイント:
- Fireflyは公募増資で1200万株を1株48ドルで価格設定
- 同社は1億9200万ドルを調達、売り出し株主は3億8400万ドルを獲得
- 引受会社には追加180万株を購入する30日間のオプションあり
主なポイント:

Firefly Aerospaceは火曜日、公募増資を1株48ドルで価格設定し、同社は1億9200万ドルを調達する一方、売り出し株主は総額5億7600万ドルとなる取引で3億8400万ドルを現金化した。
テキサス州シーダーパークに本社を置く宇宙・防衛企業は、普通株400万株を公募し、売り出し株主がさらに800万株を提供すると、規制当局への提出書類で明らかにした。引受会社には、割引と手数料を差し引いた募集価格で最大180万株を追加購入できる30日間のオプションが付与されている。
「純収入は、中核事業の成長や最近受注したプログラム・イニシアチブの支援を含む、一般的な企業目的に使用される」とFireflyは目論見書で述べている。同社は売り出し株主による株式売却からの収入は一切受け取らない。
Goldman Sachs & Co. LLC、J.P. Morgan、Jefferies、Wells Fargo Securitiesが今回の公募の主幹事を務め、6月1日にクロージングが見込まれている。売り出し株主の参加(ベースとなる公募の3分の2を占める)は、一連の契約獲得を受けて株価が上昇している時期に、インサイダーによる資金化が行われていることを示唆している。
今回の公募は、Fireflyにとって多忙な時期に行われた。同社はNasdaqにティッカーシンボル「FLY」で上場している。今月初め、同社はNASA JPLからMoonFallプログラムの下で月の南極に無人機を届けるための7500万ドルのサブコントラクトを獲得した。子会社のSciTecはまた、高度なアルゴリズム開発と宇宙ベースのミサイル防衛を目的として、空軍研究所および米国宇宙軍のGolden Dome構想から契約を獲得した。
2017年に設立されたFireflyは、約24時間の通知で衛星を軌道に投入した初の民間企業であり、月面着陸に成功した初の民間企業でもある。そのエンジニアリング、製造、試験施設はテキサス州中部に同一拠点にあり、小型から中型の打ち上げロケット、月着陸船、軌道船を支援している。
今回の公募増資は既存株主を希薄化させるものの、政府および国防契約の拡大するポートフォリオに向けて会社のバランスシートを強化する。米国宇宙軍とNASAを主要顧客として、Fireflyは応答型宇宙セグメントにおけるプライム請負業者としての地位を確立している。この市場は、軌道上での地政学的競争の激化に伴い、政府資金の増加を集めている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。