- 米国とイランが停戦枠組みに合意したことを受け、欧州株先物が急騰し、アジア市場も上昇しました。
- この合意により地政学的な不確実性が大幅に解消され、世界市場全体で投資家の信頼感とリスク資産への意欲が高まっています。
- 資金が株式やエネルギー関連セクターにシフトしたため、金や国債などの安全資産は下落しました。
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米国とイランが停戦の枠組みに合意し、中東での1ヶ月にわたる紛争が終結する可能性が示されたことを受け、水曜日の欧州株は先物で1%超の上昇を示し、大幅続伸して始まる見通しです。
「不確実性が解消され、何らかの方向性が見えるまでは、ここ数週間に見られたような一進一退の激しい動きが続くでしょう」と、レイモンド・ジェームズ傘下デハル・インベストメント・パートナーズのシニア・ポートフォリオ・マネージャー、マイケル・デハル氏は述べました。
投資家が安全資産を手放したことで金価格が0.8%下落するなど、あらゆる資産でリスクオンのムードが鮮明となりました。カナダ市場では、S&P/TSX総合指数が前日の取引で33,121.29とほぼ横ばいでしたが、指数で最大のウェイトを占める金融株は0.3%上昇しました。一方、エネルギー指数は原油価格の回復にもかかわらず0.2%下落しました。
パキスタンが仲介したこの枠組みは、即時停戦とそれに続くより広範な和平交渉を提案しています。この緊張緩和の兆しにより、世界貿易やエネルギー供給を混乱させかねない紛争拡大への懸念が和らぎました。投資家は現在、さらなる詳細を求めて米東部時間午後1時に予定されているドナルド・トランプ米大統領の記者会見を待っています。
しかし、イラン高官が暫定的な取り決めの下では重要なホルムズ海峡を再開しないと明言したことで、恒久的な解決への道が依然として複雑であることが示唆され、慎重な見方も根強く残っています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。