主なポイント:
- 12.1%を保有する株主のタイス・P・ブラウン氏は、Empery Digitalに対し自社株買いプログラムの再開を要求しています。
- このアクティビスト(物言う株主)は4月27日、取締役会宛てに公開書簡を送付しました。
- ブラウン氏は、経営陣が資金を浪費しており、株主の最善の利益のために行動していないと主張しています。
主なポイント:

4月27日に提出された書簡によると、Empery Digital Inc.(NASDAQ:EMPD)の株式12.1%を保有するタイス・P・ブラウン氏は、同社に対し、最近停止された自社株買いプログラムの即時再開を公に要求しています。
ブラウン氏は、同社の株主および取締役会に宛てた書簡の中で、「私はEmpery Digitalに対し、1日あたりの最大額の自社株買いを直ちに再開するよう要求するためにこの書簡を書いています」と述べています。
修正されたスケジュール13Dの提出資料により、ブラウン氏が3,342,022株の実質的株式を保有していることが確認されました。このアクティビスト(物言う株主)は、同社が10営業日前に説明なく買い戻しを停止したことを批判し、この動きは「数百万ドルの純資産価値(NAV)を不意にしている」と主張しています。ブラウン氏は、Empery Digitalが昨夏以来、1,500万ドル以上の営業費用を浪費してきたと推定しています。
同氏は、自社株買いこそが会社の存続を正当化する唯一の根拠であり、残存株主に1株あたり約0.17ドルの純資産価値を再分配するものだと主張しています。またブラウン氏は、ライアン・レーンCEOの個人持株比率がわずか約0.3%にとどまっていることを強調し、株主の利益との不一致を示唆しました。
スケジュール13D/Aの提出資料では、ブラウン氏の保有比率が10.0%から上昇したのは、発行済株式総数が27,667,402株に減少したためであり、ブラウン氏による新たな買い増しによるものではないことが明確にされました。また、同資料には、ブラウン氏が以前、自身を取締役候補に指名することを検討していたものの、現在はその行動を追求しておらず、将来的にそうする権利を留保していることも記されています。
この公的な要求により、資本配分に関する株主の懸念に対処すべきEmpery Digital経営陣への圧力が高まっています。投資家は今後、このアクティビスト・キャンペーンの次のステップを決定する可能性がある取締役会の回答を注視することになります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。