要点:
- アクティビスト投資家のエリオット・マネジメントが、ライフサイエンス企業バイオ・ラッド・ラボラトリーズの相当な株式を取得しました。
- エリオットは、2021年のピークから70%下落した株価に対応するため、運営上の変革を求めると予想されます。
- エリオットとバイオ・ラッドの両社がドイツのラボ機器メーカー、ザルトリウス(Sartorius AG)の株式を保有していることで、この動きは複雑化しています。
要点:

アクティビスト投資家のエリオット・インベストメント・マネジメントは、ライフサイエンス機器サプライヤーのバイオ・ラッド・ラボラトリーズ(NYSE: BIO)の相当な株式を構築しており、低迷する同社の株価を押し上げるための変革を求める意向です。
事情に詳しい関係者は、「エリオットはドイツのラボ機器メーカー、ザルトリウス(Sartorius AG)の大株主であり、バイオ・ラッドも同社に戦略的投資を行っている」と述べています。
エリオットの正確な保有比率は開示されていませんが、今回の動きはバイオ・ラッドの株価が2021年のピークから約70%下落したことを受けたものです。同株は年初来で約18%下落しています。同社の時価総額は約85億ドルです。
アクティビストの関与は、ザルトリウスへの自社投資を含むバイオ・ラッドの状況に新たな複雑さをもたらします。両社の株主名簿にエリオットが存在することで、戦略的再編や価値創出のためのその他の施策を求める圧力につながる可能性があります。COVID-19検査製品の需要減退やザルトリウス株の価値下落など、パンデミック後のバイオ・ラッドの苦境が財務業績の重しとなっています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。