主なポイント:
- 第4四半期の売上高は18.6億ドルで、市場予想の19.9億ドルを下回った。
- 1株当たり利益(EPS)は1.59ドルで、予測の2.25ドルに届かず。
- ライブサービス部門の予約売上は7.7%増加したが、フルゲームの売上は前年同期比で大幅に減少。
主なポイント:

エレクトロニック・アーツ(NASDAQ: EA)が発表した第4四半期の売上高は、前年同期比3.6%増の18.6億ドルとなりましたが、アナリスト予想を下回ったことで、その成長に影を落とす結果となりました。
この決算は、従来のゲーム販売よりもライブサービスによる継続的な収益が重要視されるビデオゲーム市場の継続的な変化を反映しています。過去1ヶ月で同社の株価は1.2%下落した一方、S&P 500指数は9.5%上昇しています。
同社は、2026年3月末を期末とする当四半期の売上高および純利益でウォール街の予想に届きませんでした。この実績は、ライブサービス・ポートフォリオが堅調さを示す一方で、フルゲーム部門における課題を浮き彫りにしています。
ネット予約売上の詳細を見ると、部門によって明暗が分かれています。「ライブサービスおよびその他」の予約売上は前年同期比7.7%増の15.2億ドルとなりましたが、アナリスト2名の予測値である15.7億ドルをわずかに下回りました。このセグメントには『エーペックスレジェンズ』などの人気タイトルが含まれます。
対照的に、フルゲーム販売の予約売上は大幅な減少を記録しました。フルゲームのダウンロード販売は9.4%減の3.08億ドル、パッケージ製品は27.3%減のわずか3200万ドルにとどまりました。いずれの数字もアナリスト予想を下回っています。
今回の混合した決算結果は、ライブサービス型ゲームに注力するEAの戦略が成長を生んでいるものの、従来の販売の弱さを補ったり、当四半期の市場全体の期待に応えたりするには不十分であったことを示唆しています。投資家は、同社がパッケージ版や買い切り型デジタル販売の構造的な減少を補うために、ライブサービスの成長を加速させられるかどうかを注視することになるでしょう。なお、今回のレポートで同社は今後のガイダンスを提示しませんでした。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。