重要なポイント:
- エコペトロールは、主要株主グループからブラジルのエネルギー企業ブラバ・エネルギアの株式26%をまず取得します。
- 同社はブラバの51%の支配権を確保するため、1株あたり23.00レアルで公開買付けを開始します。
- 提示価格は90日間の出来高加重平均価格に対し27.8%のプレミアムとなっており、ブラジルへの本格的な進出を意味しています。
重要なポイント:

コロンビアの国営石油会社エコペトロール(Ecopetrol S.A.)は、約28%のプレミアムを含む公開買付けを通じて、ブラバ・エネルギア(Brava Energia S.A.)の51%の支配権を確保する計画を発表し、ブラジル市場への重要な一歩を踏み出しました。
「この取引は、エコペトロール・グループの『2040戦略』に掲げられた目標を直接的に支援するものです」と同社はプレスリリースで述べ、この合意が長期的な成長と国際的な多角化目標に合致していることを強調しました。
エコペトロールはすでに、主要株主グループからブラバの株式約26%を取得することで合意しています。過半数に達するため、同社はB3証券取引所において1株あたり23.00レアルで任意公開買付けを開始します。これは90日間の出来高加重平均価格に対して27.8%のプレミアムとなります。
この買収により、エコペトロールはブラジルで強固な足がかりを得ることになり、ブラバの生産量(日量8.1万石油換算バレル)および1P埋蔵量(4.59億バレル)の按分担分が即座に加わります。この動きは、キャッシュフローを強化し、ROACE(使用資本利益率)やEBITDAなどの主要な業績指標を向上させることが期待されており、地域的な存在感を拡大する上での重要なステップとなります。
2024年に3Rペトロリアムとエナウタの合併により誕生したブラバ・エネルギアは、埋蔵量と生産量においてブラジルのB3取引所に上場している独立系企業として第2位の規模を誇ります。同社は2025年に39%のマージンで8億600万ドルのEBITDAを報告しており、オフショアおよびオンショアの資産ポートフォリオを運営しています。
取引の完了は、ブラジル経済防衛行政評議会(CADE)の承認や、ブラバの融資パートナーからの権利放棄の確保など、複数の条件を満たすことが前提となります。エコペトロールは、公開買付けを含む買収資金をブリッジローンで調達する計画です。
このブラジルエネルギー市場への戦略的参入は、エコペトロールの資産基盤を、中核となるコロンビア事業や、米国パーミアン盆地およびメキシコ湾における既存の事業を超えて多角化するものです。この合意は、中南米のエネルギーセクター内における主要な統合劇であり、ブラバの確立された生産能力を活用してエコペトロールの2040年戦略目標の達成を加速させるものです。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。