主な要点:
- Rosen法律事務所は、投資家に対して誤解を招く事業情報を発信した疑いで、ディスク・メディシンを調査しています。
- この調査は、FDAがビトペルチン(bitopertin)の新薬承認申請を却下し、2026年2月13日に株価が22%下落したことを受けたものです。
- 同事務所は、ナスダック上場企業である同社の影響を受けた株主の損失を回復するため、集団訴訟の準備を進めています。
主な要点:

(P1) Rosen法律事務所は、ディスク・メディシン社(NASDAQ: IRON)が一般に対して重大な誤解を招く事業情報を発信した可能性があるとの疑惑を受け、同社株主に代わって証券訴訟の可能性について調査を開始したと発表しました。
(P2) プレスリリースで発表されたこの調査は、同社の主要な候補薬であるビトペルチン(bitopertin)に関する開示情報に焦点を当てています。
(P3) 今回の調査は、米国食品医薬品局(FDA)がビトペルチンの新薬承認申請に対して審査完了報告書(CRL)を発行したことを受け、2026年2月13日にディスク・メディシンの株価が22%暴落したことを受けたものです。FDAは、不確実性があり追加の証拠が必要であるとして、現在の形では申請を承認できないと述べました。これに先立ち、2026年1月15日にもFDAの科学者によって安全性と有効性への懸念が初めて指摘された際、株価は7.8%下落していました。
(P4) 同事務所は現在、投資家の損失回復を目指す集団訴訟の準備を進めています。今回の調査は、深刻な血液疾患の治療に重点を置く臨床段階のバイオ製薬企業である同社にとって、さらなる圧力となります。
規制上の後退にもかかわらず、ディスク・メディシンは2026年第1四半期の決算において、ポートフォリオ全体で強力な進展を続けていると述べています。同社は、ビトペルチンの第3相試験の登録が完了し、2026年第4四半期に主要なデータが発表される予定であると報告しました。
財務面では、研究パイプラインへの支出増加が鮮明になっています。2026年3月31日に終了した第1四半期において、ディスク・メディシンは6,350万ドルの純損失(1株当たり1.65ドル)を報告しました。これは2025年同期の3,410万ドルの純損失(1株当たり1.02ドル)と比較して拡大しています。研究開発費は前年同期の2,780万ドルから4,590万ドルに増加しました。
この調査はディスク・メディシンにとって大きな逆風となり、金銭的な制裁や投資家からの信頼のさらなる低下を招く可能性があります。当該証券を購入した株主には補償を受ける権利が生じる可能性があり、集団訴訟の結果は同社の将来にとって重要な出来事となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。