DeXe(DEXE)は6月23日、ショートスクイーズにより弱気トレーダーが130万ドルのポジションを手仕舞いせざるを得なくなり、年間最高値となる24ドル付近まで70%急騰した。
DeXe(DEXE)は6月23日、ショートスクイーズにより弱気トレーダーが130万ドルのポジションを手仕舞いせざるを得なくなり、年間最高値となる24ドル付近まで70%急騰した。

DEXEは6月23日に24ドルまで70%上昇した。ショート・ロスカットの連鎖が弱気トレーダーに手仕舞いを強いたもので、暗号資産(仮想通貨)市場全体の下落に逆行した。
Coinglassのデータによると、決定的な打撃は約130万ドル相当のショート・ロスカット連鎖からもたらされた。これはチャート上で最大の規模であり、機械的に70%のローソク足を形成した。
DEXEの建玉(OI)は火曜日に約7000万ドルまで上昇し、過去最高を記録した。この急増は価格が垂直に上昇する中で生じており、安定的な買い集めではなく、強制的なポジション調整の典型的な兆候を示している。チャート上では赤いショート・ロスカットのバーが大半を占める一方、ロングのロスカットは全体的に小規模に留まった。
この動きにより、DEXEは年間最高値となる24ドル付近に到達し、2025年2月から価格を抑えてきた24.20ドルの天井を試している。この水準を突破すれば30ドルへの道が開かれる可能性がある一方、跳ね返されれば売り手側に主導権が戻るだろう。
過去最高の建玉がスクイーズを加速
今回の上昇はレバレッジによるものであり、現物の新規需要によるものではない。DEXEは2025年の下落のほぼ全容を戻し、約1.73ドルから24.20ドルの天井まで回復した。価格は0.618フィボナッチ・サポート水準(約15.60ドル)を回復しており、現時点では強気構造が維持されている。
しかし、価格が新高値を更新する中、週足の出来高は減少している。また、相対力指数(RSI)はベアリッシュ・ダイバージェンス(弱気の逆行シグナル)を示しており、4月以降低下傾向にある。両方のシグナルは、今回の上昇に強固な買い基盤が欠けていることを示唆している。このパターンは、他のレバレッジ主導型アルトコインが急騰後に失速した動きと類似しており、今回の上昇が持続可能かどうかに疑問を投げかけている。
カップ・アンド・ハンドル・パターンが30ドルの目標を示唆
日足チャートは強気シナリオを裏付けている。2025年10月以降、カップ・アンド・ハンドル(杯と取っ手)パターンが形成されており、5月にブレイクアウト、サポートの再テスト、そして現在の上昇へと至っている。このパターンは約30ドルの測定目標を示しており、1.272フィボナッチ・エクステンション(30.31ドル)とも一致する。
このシナリオが成立するには、2つの条件を満たす必要がある。価格が24.20ドルをブレイクして終値を付けること、そしてRSIが70の水準を回復してモメンタムを確認することだ。これに失敗すれば、売り手側に主導権が戻るだろう。レバレッジに依存した上昇であることを踏まえると、DEXEは長期的なレジスタンス水準で二択の試練に直面している。次週の週足終値が方向性を決定づけるはずだ。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。