主なポイント:
- DCCの取締役会は、KKRとEnergy Capital Partnersを含むコンソーシアムからの1株あたり58.00ポンドの現金買収提案を全会一致で拒否しました。
- この提案は、発表前の株価に対して13%のプレミアムを上乗せしたもので、企業価値を約52.1億ポンド(70.4億ドル)と評価していました。
- アイルランドの買収ルールに基づき、コンソーシアムは6月10日までに正式な提案を行うか、撤退するかを決定する必要があります。
主なポイント:

マーケティング・サポートサービス提供会社のDCC Plcは、プライベート・エクイティ・ファンドのKKRおよびEnergy Capital Partnersによる67億ドルの買収提案を、不十分であり、同社の価値と将来性を過小評価しているとして拒否しました。
DCCは声明で、「取締役会は、今回の求められていない、予備的かつ条件付きの提案が、同社の価値と将来の見通しを著しく過小評価しているとして、全会一致で拒否した」と述べました。
拒否された提案は、1株あたり58.00ポンドの現金によるものでした。買収提案の発表後、DCCの株価は13%急騰して60.95ペンスとなり、時価総額は52.1億ポンド(70.4億ドル)に達しました。同株は年初来で32%上昇しています。
今回の拒否により、ボールはKKR率いるコンソーシアム側に投げ返されました。コンソーシアムは6月10日までに、DCC取締役会が受け入れ可能な、より高い提示額を提示するか、取引から撤退するかを選択する必要があります。現在の株価が提示価格を上回って推移していることは、投資家がより高い買収額を期待していることを示唆しており、市場は今後の動向を注視することになります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。