主なポイント:
- Ant Groupが出資するDASOUCHE、米国IPOで最大9億100万ドルの評価額を目標
- 同社は300万ADSを1株16~18ドルで提供し、5400万ドルの資金調達を計画
- Ant Groupの香港子会社は、本募集で最大3000万ドルを購入する
主なポイント:

Ant Groupが出資するDASOUCHEは、米国新規株式公開(IPO)で最大9億100万ドルの評価額を目指しており、ナスダックに「DSC」のティッカーで、1株16~18ドルの範囲で300万株の米国預託株式(ADS)を売却し、最大5400万ドルを調達する計画だ。
「中国証監会(CSRC)の承認は、4カ月ぶりの米国上場申請の承認であり、中国企業向けオフショア資本市場チャネルの段階的な再開を示唆している」と、EdgenのIPO・M&AアナリストであるTom Brennan氏は述べた。「Ant Groupによる3000万ドルのコーナーストーン・サブスクリプションは、この取引に強力な支柱を提供している。」
杭州に拠点を置く自動車インターネットプラットフォームである同社は、300万ADSを提供する予定であり、Ant Groupの完全子会社であるAPI(Hong Kong)Investmentは、本募集で最大3000万ドルの株式を購入することを約束している。その他の出資者には、5Y CapitalやPrimavera Capital Groupが含まれる。中国証券監督管理委員会(CSRC)は4月、昨年12月以来となるニューヨークIPOを承認した。
2012年に設立されたDASOUCHEは、中古車および新車流通向けのデジタルソリューションと取引サービスに特化した自動車産業インターネットプラットフォームとして運営されている。同社がAnt Groupの支援、そしてフィンテック大手の香港子会社から3000万ドルのコーナーストーン・コミットメントを確保できたことは、中国の自動車デジタル化セクターの戦略的重要性を浮き彫りにしている。今回のIPOは、米中間の地政学的緊張が続く中、米国投資家の中国のテクノロジー対応プラットフォームへの関心を試すものとなる。上場が成功すれば、クロスボーダー資本フローの長期にわたる低迷後、他の中国企業が米国上場を再開する道を開く可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。