主な要点
- コーセプトの第1四半期の売上高は1億6,490万ドルで、ウォール街のコンセンサス予想である1億7,240万ドルを下回りました。
- 純損失は3,120万ドル(1株当たり0.30ドル)で、アナリストの予想と一致しました。
- 売上高は予想を下回ったものの、コーセプトは2026年通期の売上高見通しを9億5,000万ドル〜10億5,000万ドルの範囲に引き上げました。
主な要点

コーセプト・セラピューティクス(NASDAQ:CORT)が発表した第1四半期の売上高は1億6,490万ドルで、アナリストの予想を下回りました。一方で、1株当たり0.30ドルの四半期純損失はウォール街の予想通りでした。
コーセプトの最高財務責任者(CFO)であるアタバック・モカリ氏は、決算電話会議において「最終的に、内分泌部門と腫瘍部門の両方の好調さを踏まえ、自信を持って業績見通しを引き上げます」と述べました。
同社の売上高は、ザックス・インベストメント・リサーチが調査したアナリスト3人の平均予想である1億7,240万ドルを下回りました。この結果は、2,050万ドルの純利益(1株当たり0.17ドル)を計上した前年同期からの赤字転換となりました。
売上高が届かなかったのは、新規処方件数が過去最高を記録したにもかかわらず、保険の再承認による一時的な逆風や、新たな特殊医薬品ベンダーへの移行が影響したためと経営陣は説明しています。同社は、腫瘍事業の勢いと内分泌製品への継続的な需要を理由に、2026年通期の売上高予想を9億5,000万ドルから10億5,000万ドルの範囲に引き上げました。
強気な見通しの主な要因は、プラチナ製剤抵抗性卵巣がん治療薬として予定より3.5カ月早くFDAの承認を受けた新薬「リフィオルリ(Lifyorli)」です。コーセプトの腫瘍部門プレジデントであるロベルト・ヴィエイラ氏は、発売から最初の36日間で200人以上の医師がすでに処方箋を書いており、早期の普及が進んでいると述べました。同社は、リフィオルリの米国での年間売上高が10年後までに10億ドルを超えると予測しています。
確立された内分泌事業について、同部門プレジデントのショーン・マダック氏は、売上高は短期的な事務上の障害による影響を受けたものの、クッシング症候群治療薬の需要は過去最高に達したと指摘しました。同氏は、現在のクッシング事業の年間売上高は10年後までに少なくとも20億ドルに成長する可能性があり、次世代薬「レラコリラント(relacorilant)」の承認によって成長が加速すると予測しています。
見通しの引き上げは、薬局や保険の問題が一時的なものであり、リフィオルリの力強い上市が大幅な成長を牽引できるという経営陣の自信を示唆しています。投資家は今後、クッシング症候群治療薬としてのレラコリラントの新薬承認申請に注目しており、同社は近い将来に最新情報を提供する予定です。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。