主なポイント
- CMEグループの第1四半期の調整後1株当たり利益は3.36ドル、売上高は18.8億ドルとなり、アナリスト予想をわずかに上回りました。
- 1日平均取引高(ADV)は前年同期比22%増加し、四半期として過去最高の3,620万枚に達しました。
- 清算および取引手数料収入は15%増の15.4億ドルとなり、市場データ収入も過去最高の2.241億ドルを記録しました。

CMEグループ(CME)が水曜日に発表した第1四半期の売上高と利益は、取引需要が記録的に急増し、1日平均取引高が22%増加したことを背景に、アナリスト予想を上回りました。
テリー・ダフィー最高経営責任者(CEO)は声明で、「リスクが新たな常態となった世界において、2026年は記録的なスタートを切りました。世界中の顧客が、あらゆる資産クラスやあらゆる取引環境におけるヘッジのために、CMEグループの信頼できる規制された市場に注目しています」と述べました。
デリバティブ取引所運営の同社は、売上高が前年同期比15%増の18.8億ドルとなり、ファクトセット(FactSet)がまとめたアナリストのコンセンサス予想である18.7億ドルをわずかに上回りました。調整後利益は1株当たり3.36ドルで、ウォール街の予想である3.34ドルを上回りました。
この好調な業績は、顧客活動の大幅な増加に支えられました。1日平均取引高は22%増加し、四半期として過去最高の3,620万枚に達しました。これにより、同社の清算および取引手数料収入は15.4億ドルに達し、前年比で15%増加しました。市場データ収入も過去最高の2.241億ドルを記録しました。
普通株主に帰属する純利益は11.5億ドル(1株当たり3.18ドル)で、2025年第1四半期の9.562億ドル(1株当たり2.62ドル)から増加しました。なお、同社は今回の発表において今後の業績見通し(ガイダンス)を公開していません。
今回の結果は、世界的な不確実性が続く中、市場参加者がリスク管理のためにCMEの製品をますます利用していることを示唆しています。投資家は、7月に発表される第2四半期決算においても、この高い取引水準が維持されるかどうかに注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。