CLSAが目標株価を引き下げ
CLSA証券は、キングソフト(金山軟件、03888.HK)のゲーム部門における大きな逆風を理由に、目標株価を35.5香港ドルから29.1香港ドルへと大幅に引き下げました。一方で、投資判断は「アウトパフォーム」を維持しています。
この修正は同証券のリサーチレポートで詳述されており、経営陣の交代や戦略的転換が進む中で、2026年がキングソフトのゲーム事業にとって極めて重要な変革の年になると指摘しています。
財務予測の調整
CLSAは現在、2026年のキングソフトのゲーム事業収入が前年比で10ポイント以上減少すると予測しています。この課題を反映し、同社は2024年と2025年のグループ全体の売上高予想を7%引き下げ、営業利益予想をそれぞれ21%および16%下方修正しました。対照的に、レポートではオフィスソフトウェア事業の売上成長率が前年比20%に加速すると見ています。
セグメント間の乖離
今回の下方修正は、キングソフトの2つの主要セグメント間の乖離が広がっていることを浮き彫りにしています。同社の伝統的な強みであるゲーム部門の逆風は、短期的にはバリュエーションの課題となりますが、オフィスソフトウェア部門のWPSは引き続き堅調な成長を示しています。
新たな29.1香港ドルの目標株価は、依然として直近の株価水準からの上昇余地を示唆しています。しかし、投資家は同セグメントが安定化できるかどうかを確認するため、2026年に向けたゲーム戦略の遂行を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。