- シティバンクはアリババの香港上場株(09988.HK)の「買い」レーティングを維持。
- 同行はEC事業のEBITA予測の上方修正を理由に、目標株価を204香港ドルに引き上げた。
- クラウド収益の加速と新規事業の赤字縮小が、ポジティブな見通しを裏付けている。
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シティバンクは、アリババ・グループ・ホールディング(09988.HK)の目標株価を1株あたり204香港ドルに引き上げ、「買い」レーティングを維持しました。これは、同社の主要な収益力に対する自信を裏付けるものです。
調査レポートの中で、同行のアナリストは、中国EC事業のEBITA予測の上方修正が目標株価引き上げの主な原動力であると指摘しました。この強気な見方は、顧客管理収益(CMR)の報告上の成長を圧迫すると予想される会計方針の変更があるにもかかわらず示されました。新しい方針では、プロモーション用クーポンを販売・マーケティング費用ではなく、収益の控除項目として処理します。
シティは、アリババのCMRが2026年度第4四半期に前年同期比1.3%、2027年度に1.6%成長すると予測しています。しかしレポートは、報告される収益成長への圧力は、他の部門におけるファンダメンタルズの改善によって相殺される見込みであると強調しました。同行は、クラウド収益が加速し続ける一方で、淘宝(タオバオ)即時配送部門の赤字は以前の予想よりも早く縮小すると見ています。
主要投資銀行による目標株価の引き上げは、アリババの主要セグメントにおける潜在的な収益性の改善が、テクニカルな会計上の変更を上回っていることを示唆しています。このレポートは、ゴールドマン・サックスが最近、中国のインターネット・サブセクターの中でアリババをトップピックに指名したことなど、他の強気なセクター評価とも一致しています。
今回の最新予測は、アリババの主力事業の回復に対する確信が高まっていることを示しています。投資家は、加速するクラウド事業の成長とEC事業の赤字縮小が予測通りに実現するかどうかを確認するため、今後発表される同社の決算に注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。