要点:
- シティ・リサーチは、低迷する中国自動車市場においてアウトパフォームしていることを理由に、BYDと吉利をトップピック(最推奨銘柄)に指名しました。
- 4月の1日平均出荷台数は、BYDが前月比3%回復、吉利が17%急増し、業界全体の5.8%減(約6%減)という流れに逆行しました。
- 同行は、国内リーダー企業が合弁会社からシェアを奪うと予想し、BYDの投資判断「買い」、目標株価142香港ドルを維持しています。
要点:

(Bloomberg) -- シティ・リサーチの最新レポートによると、BYDと吉利汽車控股は、業界全体が低迷する中で4月の出荷台数が大幅に増加しており、競合他社からさらに市場シェアを奪う勢いです。
同行は、両社を自動車セクターのトップピックに指名しました。シティはレポートの中で、「新エネルギー車(NEV)の販売浸透率が輸出と国内市場の両方で急上昇しており、これは国内の主要な自動車メーカーに恩恵をもたらすはずだ」と述べています。
Thinkercarがまとめた4月の最初の26日間のデータによると、吉利の1日平均出荷台数は前月比で17%増加しました。BYDも同期間に1日平均出荷台数が前月比3%の回復を記録しました。これは、1日平均出荷台数が5.8%減少した業界全体の動きとは対照的な結果です。
シティのアナリストは、この傾向が2026年後半にかけて合弁ブランドの市場シェアをさらに侵食するだろうと予測しています。同行はBYDの投資判断を「買い」に据え置き、目標株価を142香港ドルに設定しました。零跑汽車(リープモーター)と蔚来汽車(NIO)もトップピックに含まれています。
レポートは、投資家は競争環境をうまく切り抜けている国内リーダー企業に引き続き注目すべきだと示唆しています。これらの銘柄にとっての主要なカタリスト(株価を動かす要因)は、下半期を通じて市場シェアの集約が継続しているというさらなる証拠となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。