主な要点
- シティは建滔積層板 (01888.HK) の「買い」評価と目標株価 51 香港ドルを継続。
- 競合他社の増産による短期的な株価調整は、シティによれば買いの好機である。
- 織機の供給制限により、業界全体の供給能力の伸びは限定的となる見通し。
主な要点

香港 – シティは建滔積層板(01888.HK)の「買い」評価を再確認し、年初来で株価が256%上昇した後、競合他社の増産ニュースによる株価の押し戻しは買いの好機と捉えるべきだと示唆しました。
シティのリサーチレポートは、「電子繊維業界の供給ボトルネックが依然として存在するため、株価の押し戻しは絶好の買い機会となるだろう」と述べ、同社の目標株価を51香港ドルに設定しました。
このリポートは、競合他社の中国巨石(600176.SH)が、年産5万トンの電子級ガラス繊維糸と3.2億メートルの電子布を備えた新生産拠点への大規模投資を発表したことを受けたものです。このニュースは短期的には建滔積層板の投資心理にマイナスの影響を与える可能性がありますが、シティは織機の供給の伸びが鈍いため、今後2年間の業界の供給拡大は限定的であるとみています。
シティが設定した51香港ドルの目標株価は、最近の取引水準から大幅な上昇余地があることを示唆しています。同行の主張は、織機の供給がボトルネックとして機能しており、中国巨石による新設備発表にもかかわらず、業界の価格決定力が守られるという要因に基づいています。
レポートは、電子部品市場における重要な緊張関係を浮き彫りにしています。個別企業が積極的に拡大している一方で、業界全体の成長は特殊設備の生産能力に縛られているという点です。建滔積層板にとって、この力学は新たな供給が発表されたとしてもマージンを守る盾となる可能性があります。同社自身、2026年末までに月間の電子布生産能力を約14%増の6,500万メートルに拡大する計画です。
投資家は、シティの強気な見通しを脅かす可能性のある、織機サプライチェーンの緩和の兆しを注視することになるでしょう。次の大きな材料は、建滔積層板の次回の決算報告であり、そこでの価格設定や設備調達に関する経営陣のコメントが精査されることになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。