主なポイント:
- シティはレンズ・テクノロジー(06613.HK)の目標株価を27香港ドルから25香港ドルに引き下げ、投資判断「買い」を継続。
- A株(300433.SZ)の目標株価は32人民元から30人民元に引き下げられ、格付けは「中立」。
- 第1四半期決算が予想を下回ったことを受け、2026年の純利益予想を13%下方修正。
主なポイント:

シティは、顧客需要の低迷と為替差損により、サプライヤーであるレンズ・テクノロジーの第1四半期決算が予想を下回ったことを受け、同社の香港上場株の目標株価を25香港ドルに引き下げました。
同銀行のアナリストは、軟調な業績の要因として、メモリ価格の上昇に伴う顧客の購入削減と為替差損の影響を挙げました。
決算未達を受け、シティはレンズ・テクノロジーの2026年純利益予想を13%下方修正して43.6億人民元とする一方、2027年と2028年の利益予想は概ね据え置きました。同社の香港株(06613.HK)の目標株価は27香港ドルから25香港ドルに、A株(300433.SZ)は32人民元から30人民元にそれぞれ引き下げられました。
レポート発表後、香港市場でレンズ・テクノロジーの株価は14.4%急落しました。期待外れの上半期業績にもかかわらず、シティは同社が第2四半期後半から第3四半期後半にかけてのiOS在庫補充サイクルの恩恵を受けると予想しています。
経営陣は、為替によるマイナス影響は今後数四半期で緩和されると見ています。また、同社は5月から新しいiOS折りたたみモデルが収益に寄与し始めると予想しており、2026年後半にはAndroid需要の回復の可能性があると予測しています。
シティは、格付けが「中立」のA株と比較してリスク・リワード・プロファイルがより良好であるとして、香港株の投資判断「買い」を維持しました。
目標株価の引き下げは、部材コストや為替の逆風による短期的な収益性の課題を浮き彫りにしています。投資家は、5月から始まる新型iOS折りたたみモデルの収益貢献と、年後半のAndroid需要の回復の可能性に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。