主な要点:
- 中金公司は潼関黄金のアウトパフォーム格付けを維持し、目標株価を25%引き上げて4.39香港ドルとしました。
- この修正は、金価格の上昇により2025年の純利益が293%増の8.4億香港ドルに急増したことを受けたものです。
- 新しい目標株価は42%の上昇余地を示唆しており、2026年の予想利益の14.8倍の評価となります。
主な要点:

中金公司(CICC)は、金価格の上昇により潼関黄金(00340)の2025年純利益が293%急増したことを受け、同社の目標株価を25%引き上げて4.39香港ドルとしました。
同社は4月21日付の調査リポートで、好調な収益の勢いとコスト管理の成功により今後のさらなる成長が期待できるとして、「アウトパフォーム」の格付けを維持しました。
新たな目標株価は、中金公司による2026年の純利益予想が54%増の15.8億香港ドルに上方修正されたことに基づいています。4.39香港ドルという株価は、リポート発表時の水準から42%の上昇余地を示唆しており、2026年の予想株価収益率(PER)は14.8倍に相当します。
潼関黄金の2025年の利益は8.4億香港ドルと予想を上回り、売上高は49.3%増の24億香港ドルに達しました。この業績は、平均金販売価格の38%上昇と、生産量が10.2%増の2.78トンとなったことが寄与しました。
同社は効果的なコスト管理を実証し、金の平均生産コストは前年比わずか2%増の1グラムあたり336元にとどまりました。中金公司はこのコスト管理について、建設会社である華盛投資(Huasheng Investment)の買収統合による相乗効果によるものだとしています。
中金公司は、潼関黄金の金販売量が加速すると予測しており、2026年は3.4トン、2027年は4.1トンと、それぞれ年率16%および19%の成長を見込んでいます。この成長は、既存鉱山の拡張と新規買収によってもたらされると期待されており、2025年には同社の金資源量は41%増の77.6トンに拡大しています。
同行は、予測に対する潜在的なリスクとして、金価格の変動、探査プロジェクトから稼働中の鉱山への転換の予期せぬ遅延、および予想を上回る生産コストなどを挙げています。
今回の格上げは、価格上昇環境の中で生産を拡大しているこの金生産会社に、中金公司が大きな価値を見出していることを示唆しています。投資家は、新たなバリュエーションを正当化するための同社の鉱山拡張とさらなる買収の進捗を注視することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。