主なポイント:
- CICCは、佳鑫国際資源 (03858.HK) の「アウトパフォーム」評価を維持し、目標株価を67%引き上げ158.3香港ドルに設定しました。
- この格付け変更は、佳鑫が2025年に3億1,000万香港ドルの純利益を計上し、初の黒字化を達成したことを受けたものです。
- CICCは、バ库塔(Bakuta)鉱山の拡張とタングステン価格の堅調さを将来の成長の鍵と挙げ、2026年の利益予想を110%引き上げました。
主なポイント:

4月1日に発表されたレポートの中で、CICCは同社の前向きな見通しについて、佳鑫の「バ库塔プロジェクトの拡張および中央アジアにおける非鉄資源開発の成長ポテンシャル」が背景にあると述べています。新しい目標株価は、現在の株価から52%の上値余地を示唆しています。
今回の措置は、佳鑫の2025年度決算を受けたもので、同社は史上初の年間黒字を達成しました。売上高は10.6億香港ドル、株主に帰属する純利益は3.1億香港ドルとなり、以前の赤字から大幅な転換を遂げました。この業績は、タングステン精鉱生産の順調な立ち上げと、世界的なタングステン価格の堅調な推移によって牽引されました。
佳鑫の営業キャッシュフローは5.1億香港ドルと初めてプラスに転じ、負債比率は46ポイント低下して55%となりました。
2025年4月に商業生産を開始したバ库塔タングステン鉱山は、年間で65%タングステン精鉱を5,008トン生産しました。CICCは、世界のタングステン供給が依然として逼迫していると指摘し、タングステン精鉱の平均価格を2026年は1トンあたり80万人民元、2027年は90万人民元と予測しています。
将来に向けて、佳鑫はバ库塔鉱山の第2フェーズ向けに新しい鉱石選別システムの構築を計画しています。このアップグレードにより、年間の鉱石処理能力は50%増の495万トンに向上し、年間のタングステン精鉱生産量は1万トン以上に増加する見込みです。
CICCの最新予測では、佳鑫の純利益は2026年に40.1億香港ドル、2027年に66.4億香港ドルに成長すると予測されており、これは以前の予測からそれぞれ110%、122%の上方修正となります。
同社の黒字転換の成功と拡張計画は、投資家にとって強力な成長軌道を示しています。今後の主要なカタリストは、2027年に完了予定のバ库塔第2フェーズ拡張の実行と統合となるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としたものであり、投資勧誘を構成するものではありません。