Key Takeaways:
- CICCは中国聯塑(China Lesso)の目標株価を40%引き上げ5.9香港ドルとし、「アウトパフォーム」の評価を維持した。
- 2025年度通期決算は純利益が25%減と予想を下回ったが、その直後に目標株価が引き上げられた。
- 同行は、5兆人民元を超える地下パイプライン網への潜在的な投資が、中期的な成長の主要な原動力になると指摘している。
Key Takeaways:

中国国際金融(CICC)は、中国聯塑(China Lesso Group Holdings Ltd.、02128.HK)の目標株価を40%引き上げ、5.90香港ドルとした。大幅な決算未達よりも、今後のインフラ支出を重視する構えだ。
同行は、中国の第15次5カ年計画における地下パイプライン網への5兆人民元規模の潜在的投資を理由に、「アウトパフォーム」の評価を据え置いた。CICCは、この支出がプラスチックパイプメーカーである同社の「中核需要の中期的な成長」を支えると述べている。
この強気の修正は、中国聯塑の2025年度決算がCICCの予想を下回った直後に行われた。売上高は前年比10%減の243億人民元、純利益は25%減の12億6000万人民元に落ち込んだ。同行は、この業績不振の要因として、のれん代や資産の減損、為替差損、および製品販売価格の予想以上の下落といった営業外項目を挙げている。
短期的には逆風が吹くことを反映し、CICCは2026年度の1株当たり利益(EPS)予想を40%引き下げ、0.48人民元とした。しかし、2027年度のEPS予想は0.83人民元を維持し、回復への自信を示している。新たな目標株価は、2026年度の予想株価収益率(PER)で11倍、2027年度で6倍の水準となる。
今回の格上げは、現在の営業面での弱さと、長期的な強力な成長材料を天秤にかけるよう投資家に求めている。同社にとって次の重要な指標は、国家インフラ構想に関連する契約を獲得できるかどうかになるだろう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。