- 第1四半期の売上高は、HNB(加熱式タバコ)およびODM部門の好調に支えられ、前年同期比41.7%増の38.6億元となりました。
- 親会社株主に帰属する純利益は36.6%増の2.63億元、医療事業の損失を除いた調整後純利益は25.7%増となりました。
- 中金公司(CICC)は、HNBの勢いと49%の上昇余地を理由に、投資判断「アウトパフォーム」と目標株価14香港ドルを維持しました。
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思摩爾国際(6969.HK)が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比41.7%増の38.6億元となりました。これは、加熱式タバコ(HNB)およびODM事業の力強い成長が牽引したものです。
中金公司(CICC)は、同社株の投資判断「アウトパフォーム」と目標株価14香港ドルを維持しました。これは現在の株価から49%の上昇余地を示唆しています。同行は、今回の決算は予想通りであったと述べています。
同社の純利益は36.6%増の2.63億元に拡大しました。株式報酬費用や新興の医療部門による損失を調整した後の調整後純利益は、25.7%増の4.67億元となりました。
この好調な業績は、主要な成長ドライバーであるHNB市場において、同社の存在感が高まっていることを浮き彫りにしています。投資家は、競合製品に対する最近の増税を受け、日本市場における「Glo Hilo」のシェア拡大が継続するかどうかに注目しています。
部門別では、霧化式電子タバコのODM事業が21.8%増の25.2億元となりました。CICCは、電子タバコ輸出の還税措置期間があったことで、一部の中小顧客が海外出荷を増やしたと指摘しています。HNB製品の売上高は6.6億元に達しました。これは、同社の技術を採用したブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のデバイス「Glo Hilo」が日本、ポーランド、イタリアで拡大したことによるものです。
自社ブランドのオープンシステム「Vaporesso」は、欧米市場での拡大により売上高が14.3%増の5.8億元となりました。医療用霧化セグメントは、売上高が1.7%微減の8000万元となり、引き続き開発段階にあります。
今回の決算は、医療用霧化などの新領域に投資しながらも、同社のコア事業が依然として堅実であることを示しています。特に日本や欧州などの市場でHNBトレンドを捉える能力が、49%の上昇ターゲット達成に向けた主要なカタリストとなるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。