主なポイント
- 目標株価の引き下げ: 中金(CICC)は、越秀地産の目標株価を14%引き下げて5.9香港ドルとしましたが、販売の回復力を理由に「アウトパフォーム」の評価を維持しました。
- 利益の激減: 同社の2025年度の核心純利益は前年比83.6%減の2.6億元に落ち込み、売上高は864.6億元と横ばいでした。
- 業績予想の下方修正: 中金は継続的な在庫処分を指摘し、2026年と2027年の利益予想をそれぞれ55%と78%大幅に引き下げました。
主なポイント

中金(CICC)は、越秀地産(00123.HK)の2025年度の核心純利益が前年同期比83.6%減となったことを受け、同社の目標株価を14%引き下げて5.9香港ドルとしました。
今回の下方修正は、「引き渡し済みプロジェクトからのマージン圧迫」と継続的な在庫処分を反映したものだと、中金のアナリストはリサーチレポートの中で述べています。
同証券会社は同銘柄の「アウトパフォーム」評価を維持しました。新たな目標株価は、今期のPBR(株価純資産倍率)0.39倍に相当します。中金は、越秀地産の2026年と2027年の利益予想をそれぞれ55%と78%大幅に引き下げ、2.7億元と3.2億元としました。
越秀地産の2025年度の売上高は前年同期比で横ばいの864.6億元でしたが、売上高総利益率は2.7ポイント低下し7.8%となりました。また、同社は16億元の資産減損損失を計上しており、これが市場の予想と概ね一致する大幅な収益性悪化の一因となりました。
急激な利益減少とその後の業績予想の下方修正は、中国の不動産開発業者が直面している根強い逆風を浮き彫りにしています。越秀地産にとって、厳しい市場環境の中で在庫を管理し、マージンを安定させることが引き続き主要な課題となります。投資家は、次回の決算発表で回復の兆しが見られるかどうかに注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。