主な要点
- 中金公司(CICC)は、裕元工業(Yue Yuen Industrial)の目標株価を8%引き下げて17.9香港ドルとした一方、「アウトパフォーム」評価を維持した。
- この修正は、裕元工業の第1四半期純利益が前年同期比53.6%減の約3,500万ドルに落ち込んだことを受けたものだ。
- 同証券は、マージン圧迫を理由に、2026年と2027年の収益予想をそれぞれ14%と11%引き下げた。
主な要点

世界最大のブランド靴メーカーである裕元工業(00551.HK)が第1四半期の純利益が53.6%急落したと発表したことを受け、中金公司(CICC)は同社の目標株価を8%引き下げ、17.9香港ドルとした。
中金公司のレポートによると、第1四半期の業績は同証券の予想を下回った。これは主に製造部門の売上総利益率が予想を下回ったことが要因であるという。
裕元工業の当四半期の純利益は、売上高が2.2%減の19億8,500万ドルとなったことで、前年同期の水準から約3,518万ドルに減少した。これを受けて、中金公司は同社の2026年および2027年の純利益予想をそれぞれ14%および11%引き下げ、3億800万ドルおよび3億4,000万ドルとした。新しい目標株価は、直近の終値である14.98香港ドルから19.5%の上昇余地を示唆している。
今回の下方修正は、裕元工業の製造事業に対する継続的な圧力とマージンの変動に対する懸念を反映している。中金公司は業績が順次改善すると予想しているものの、大幅な収益の未達は、世界の靴・アパレルセクターが直面している課題を浮き彫りにしている。
利益の急激な減少は、操業上の逆風と受注の弱まりが、予想以上に収益性に影響を与えていることを示している。投資家は、マージン回復の兆しを求めて、同社の第2四半期決算を注視することになるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。