主なポイント
- 中金(CICC)は緑城中国の目標株価を8%引き下げて14香港ドルとしたが、投資判断の「アウトパフォーム」は維持した。
- 同社は可販資源の規模縮小を理由に、2026年と2027年の業績予想をそれぞれ39%と41%大幅に引き下げた。
- 今回の動きは、2025年度の純利益が前年の16億人民元から7,000万人民元に激減した緑城の決算を受けたものである。

中金(CICC)は緑城中国(03900.HK)の2026年および2027年の業績予想を約40%引き下げ、これを受けて同社の目標株価を8%下方修正し14香港ドルとした。
最新のリサーチレポートによると、業績予想の大幅な修正にもかかわらず、中金は同不動産開発会社に対する投資判断を「アウトパフォーム」で据え置いた。
中金は2026年と2027年の利益予想を、それぞれ39%減の2億人民元、41%減の9.6億人民元に引き下げた。この修正は、緑城中国の2025年度決算において、株主に帰属する純利益が2024年の16億人民元から7,000万人民元へと激減したことを受けたものである。
今回の下方修正は、可販資源のパイプライン縮小が将来の収益を圧迫しており、中国の不動産開発会社に対するプレッシャーが高まっていることを反映している。中金のこの動きは、最近同株の目標株価を9.5香港ドルに引き下げたHSBCリサーチと同様の見解を示している。
中金のような主要証券会社による大幅な下方修正は、中国の不動産会社の収益性とプロジェクトパイプラインに対する根強い懸念を浮き彫りにしている。中金は肯定的な投資判断を維持しているものの、業績予想の劇的な削減は、緑城中国の株価にとって今後より困難な道のりが続くことを示唆している。投資家は、同社が用地在庫を補充し、セクター全体の逆風をいかに乗り越えていくかを注視することになるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。