主なポイント:
- 3月31日に終了した四半期のグループ小売売上高は前年同期比1.5%減少し、中国本土が売上の83.7%を占めました。
- 中国本土の小売売上高は8.2%減少した一方、香港・マカオ部門は58.5%増を記録しました。
- 金価格の乱高下が消費者行動に影響を与えましたが、すべての市場で金ジュエリーの平均販売価格は大幅に上昇しました。
主なポイント:

周大福ジュエリー・グループ(1929.HK)の第4四半期小売売上高は、中国本土での大幅な落ち込みが香港・マカオの継続的な回復を打ち消し、1.5%減少しました。
3月31日までの3ヶ月間の業績は、「外部の不確実性の高まりと、前例のない金価格の高騰および乱高下」の影響を受け、消費者の購買行動に影響を与えたと、同社は届出書で述べています。
グループ売上高の83.7%を占める中国本土の小売売上高は、前年同期比8.2%減少しました。これは、香港、マカオ、およびその他の市場における58.5%の売上急増によって補われました。本土のフランチャイズ店の既存店売上高は5.8%減少しましたが、直営店は0.2%の微増となりました。
この対照的なパフォーマンスは、香港とマカオが観光業の力強い回復の恩恵を受けている一方で、消費者心理が慎重なままである本土市場への同社の依存度を浮き彫りにしています。同社の株価は、主要市場の減速による圧力を受けています。
香港とマカオでは、香港で36.8%増、マカオで50.1%増となり、既存店売上高は40.1%成長しました。
全体の販売量は減少したものの、重量ベースの金ジュエリーの平均販売価格(ASP)は当四半期中に上昇しました。中国本土では、ASPが前年同期の7,800香港ドルから11,900香港ドルに上昇しました。香港とマカオでは、13,600香港ドルから21,200香港ドルへと急騰しました。
この報告書は、同社の最大市場における厳しい環境を示唆する一方で、観光客主導の地域の好調さがそれを補っていることを示しています。投資家は、香港とマカオの勢いが次年度も中国本土の弱さをバランスさせ続けられるかどうかに注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。