- 3月の中国の乗用車輸出は前年同月比74.3%増の69万5000台となり、新エネルギー車(NEV)が全体の50.2%を占めました。
- NEVの輸出は139.9%急増して34.9万台に達し、車両輸出構成の大きな変化を浮き彫りにしました。
- BYD、吉利、奇瑞がNEV輸出のトップ3となり、BYDは116,882台を出荷しました。
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中国の乗用車輸出は3月に急増しました。これは、新エネルギー車(NEV)の出荷が2倍以上に増えたことによるもので、世界の電気自動車市場における中国の支配力の高まりを象徴しています。中国乗用車市場情報連席会議(CPCA)が火曜日に発表したところによると、ノックダウンキットを含む乗用車の総輸出台数は前年同月比74.3%増の69万5000台となりました。
このデータは年初の好調なスタートを示しており、中国が日本を抜いて世界最大の自動車輸出国となった2025年を通じて見られた強力な輸出実績を継続する形となりました。この持続的な成長は、中国の自動車メーカー、特にNEVセクターが国内での激しい価格競争を相殺するために海外市場への展開をますます模索している中で実現しました。
NEVが成長の主な原動力となり、輸出は前年同月比139.9%増の34万9000台に達しました。これらの車両は現在、乗用車輸出全体の50.2%を占めており、前年同期から13.7ポイント増加しました。NEVカテゴリー内では、純電気自動車が出荷の52.3%を占めました。
輸出ブームは、激しい価格競争によって収益性が損なわれている超競争的な国内市場に直面する中国の自動車メーカーにとって、重要な活路となっています。BYDや吉利汽車などの企業は、コスト面での優位性を活用し、欧州、東南アジア、その他の新興市場での足場を拡大しています。しかし、この積極的な海外進出は貿易相手国からの監視を招いており、欧州連合(EU)は中国製EV輸入に対する反補助金調査を開始しており、これは関税の導入につながる可能性があります。
BYDは3月に116,882台を出荷し、トップ輸出業者としての地位を固めました。これに吉利汽車が52,186台、奇瑞汽車が40,837台で続きました。
テスラ中国部門は29,563台を演出し、上海汽車集団(SAIC)と理想汽車(Li Auto)もそれぞれ20,274台と16,609台で上位にランクインしました。国内ブランドの力強いパフォーマンスは構造的な変化を強調しており、中国企業が現在、世界のEV移行の最前線に立っていることを示しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。