主なポイント
- JPモルガンは中国中鉄のH株について「オーバーウェイト」評価を再確認し、目標株価5.3香港ドルを据え置いた。
- 同行のリポートは、純利益が28%減少し、新規受注が前年同期比で40%減少した低調な第1四半期決算を受けたものだ。
- 経営陣は第2四半期から受注が回復すると予想しており、通期の利益目標は達成可能であるとしている。
主なポイント

JPモルガンは、中国中鉄(00390.HK)が第1四半期に28%の純利益減少を記録したにもかかわらず、同社への支持を表明し、「オーバーウェイト」の評価と5.3香港ドルの目標株価を再確認しました。
同行は、新規受注が前年同期比で40%減少したことは、構造的な問題ではなくタイミングの問題であると考えています。JPモルガンはこの減少について、中国の第14次および第15次5カ年計画の間の入札活動の一時的な休止によるものだと分析しています。
中国中鉄の第1四半期決算は、売上高が前年同期比5%減少したほか、利益と新規受注も大幅に落ち込むなど、全体的に低調な内容となりました。同四半期の純利益は43億5,900万人民元でした。
評価の維持は、今回の低調な業績が一時的なものであるという見方を示しています。経営陣は通期の利益ガイダンスを再確認し、2026年第2四半期から受注が前期比で回復し始めると予想しています。
JPモルガンは、受注の目に見える反発と売上高総利益率の安定が、株価の重要なカタリスト(起爆剤)になると指摘しました。現在の5.3香港ドルの目標株価は、最終的な回復に対する自信を示唆しています。
このスタンスは、第1四半期の弱さが、同行の長期的な見解を支持する投資家にとっての買いの好機であることを示唆しています。投資家は、受注回復が予想通りに具体化するかどうかを確認するため、同社の第2四半期決算を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。