主要なポイント
- 中国の3月のショベルカー出荷台数は、前年同月比23%増の24,101台となり、年初2カ月間の9%減から一転した。
- 中国工程機械工業協会によると、この回復は旧正月(春節)後の需要復興によってもたらされた。
- シティは、今回の堅調なデータが悲観的な市場センチメントを好転させると判断し、中聯重科(ズームライオン)と三一重工を引き続き推奨している。
主要なポイント

中国の3月のショベルカー販売台数は前年同月比23%増となり、建設需要の回復の可能性を示唆し、過去2カ月の減少から急反転した。
シティグループのアナリストはリサーチレポートの中で、「3月の堅調な出荷データは、現在悲観的な市場センチメントを押し上げるのに役立つだろう」と述べ、原油価格の上昇に対するこれまでの市場の懸念を指摘した。
中国工程機械工業協会によると、先月の国内出荷台数は24,101台に達し、第1四半期の合計は前年同期比8%増の39,579台となった。この成長は、1〜2月期に記録された前年同期比9%減とは対照的である。輸出出荷は引き続き好調で、第1四半期に36%増加した。
このデータは、不動産不況による逆風に直面してきた中国の建設機械セクターにとってポジティブな兆候である。シティは相手先ブランドによる生産(OEM)メーカーへの選好を改めて示し、中聯重科(01157.HK)を三一重工(06031.HK)より上位にランク付けした。
シティのレポートは、原油価格の高騰が稼働コストを押し上げ、建設機械の需要を減退させるという市場の懸念は過剰であったことを示唆している。3月のデータはこの見方に異を唱え、セクターの潜在的な回復力を示している。
建設機械には強気である一方、同行は中国の鉄道設備セクターについては慎重な姿勢を崩していない。需要サイクルが異なることを理由に、時代電気(03898.HK)を「中立」、中国中車(01766.HK)を「売り」と評価している。
3月の好調な販売データを受けて、投資家が国内需要の持続的な回復の可能性を検討する中で、機械関連株のポジティブなリレーティングにつながる可能性がある。市場参加者は現在、需要拡大の確認のために4月のデータを注視している。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。