主なポイント:
- 長光辰芯は、1株39.88香港ドルで6,530万株を売り出す計画です。
- イメージセンサーの専門メーカーである同社は、4月17日に香港取引所への上場を予定しています。
- このIPOによる同社の評価額は、現地の同業他社に対して大幅なプレミアムとなっています。
主なポイント:

(P1) 中国のイメージセンサー設計会社である長光辰芯(Changguang Chenxin Microelectronics Co. Ltd.)は、香港での新規株式公開(IPO)において、予想価格帯の上限で価格設定を行い、約26億香港ドル(約3億3,200万ドル)を調達する見通しです。
(P2) 香港証券取引所に提出された目論見書によると、「同社は1株あたり39.88香港ドルの価格で約6,530万株を売り出す」としています。
(P3) この取引により、長春に拠点を置く同社の時価総額は104億香港ドルを超えます。今回の公募は機関投資家と個人投資家の両方から数倍の超過申し込みがあり、公開募集枠への割り当てを増やすクローバック・メカニズムが発動されました。
(P4) 株式は4月17日に香港証券取引所のメインボードで取引が開始される予定です。この価格設定は、ハイエンド半導体およびマイクロエレクトロニクス分野における技術的自給自足を目指す中国の動きへの期待を反映しています。
長光辰芯は、産業、医療、科学用イメージングシステムの重要なコンポーネントであるCMOSイメージセンサーの大手設計会社です。同社はIPOで得た資金の大部分を、新しいセンサー技術の研究開発と生産能力の拡大に充てる計画です。
IPOは、CICCと中信証券(CITIC Securities)が共同スポンサーを務めました。同社はまだコーナーストーン投資家を公表していませんが、高い申し込み率は、近年の市場のボラティリティにもかかわらず、国内の半導体企業に対する機関投資家の強い需要を示唆しています。
この上場は、地政学的緊張が続く中、中国のテクノロジー資産に対する投資家の意欲を測る重要な試金石となります。4月17日の初値形成は、公開市場への進出を目指す他の国内チップ関連企業の評価額にとって重要なバロメーターとなるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としたものであり、投資勧誘を構成するものではありません。