- 第1四半期の純利益は前年同期比49%増の207億元となり、市場予想を上回りました。
- 経営陣は、2026年第1および第2四半期の稼働率が85%〜90%の高水準にとどまると予測しています。
- UBSは同社のA株に対し「買い」評価を継続し、目標株価を500元に設定しました。
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寧徳時代(CATL)が発表した第1四半期純利益は、旺盛な需要に対応するための電池出荷の加速により、前年同期比49%増の207億元に達しました。
経営陣は4月と5月の受注が好調であることを強調し、2026年第2四半期まで稼働率が85%〜90%の高水準で推移するとの見通しを示しました。市場予想を上回った今回の決算は、UBSおよび市場全体の通期予想の23%に相当します。
利益額は前四半期比では10%減となりましたが、これは季節的要因によるものです。一時的要因を除いた当期純利益は181億元で、前年同期から53%増加しました。第1四半期に積極的な価格調整は行われませんでしたが、経営陣は、商品コストの上昇や前年の高い実績による反動(ベース効果)により、第2四半期の売上高総利益率は前年同期比で低下する可能性があると警告しました。ただし、原材料コストの変動の大部分は価格転嫁が可能です。
好調な決算を受け、UBSリサーチはCATLのA株(300750.SZ)の「買い」評価と目標株価500元を再確認しました。発表後、同社の香港上場株式(03750.HK)は7.6%上昇しました。
世界最大の電池メーカーによる力強い決算は、電気自動車(EV)サプライチェーンの持続的な勢いを示唆しています。投資家は、次世代電池製品やエコシステム戦略の詳細が明らかになる4月21日の同社の「スーパー・テック・デイ」に注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。