主なポイント
- 第1四半期の売上高は211.41億ユーロで、アナリスト予想の218.3億ユーロを下回りました。
- 主要市場であるブラジルの既存店売上高は0.8%減となり、予想を下回る結果となりました。
- 経営陣は、ブラジルの高金利が消費者の購買力を圧迫していることが主な要因であると指摘しました。
主なポイント

スーパーマーケットチェーンのカルフールは、ブラジルでの業績低迷と本国フランスでの予想を下回る成長が響き、第1四半期の売上高が211.41億ユーロとアナリスト予想を下回ったことを発表しました。
マチュー・マリージュ最高財務責任者(CFO)は声明の中で、「食品販売量が継続的に減少するというマクロ経済状況下にあるブラジルにおいて、グループは回復力のあるパフォーマンスを維持した」と述べました。
四半期売上高は、Visible Alphaがまとめたコンセンサス予想の218.3億ユーロに届きませんでした。カルフール最大の市場であるフランスでは、既存店売上高(LFL)が1.4%増となり、予想をわずかに下回りました。より大きな足かせとなったのはブラジルで、既存店売上高は0.8%減となりました。
同社は、ブラジルでの不振の原因について、消費者の購買力を抑制している非常に高い金利を挙げています。今回の結果は、主要な新興市場において困難なマクロ経済条件に直面している同社の課題を浮き彫りにしました。
さらなる圧迫要因として、イラン戦争によるエネルギー価格の急騰により、カルフールは全市場でコスト増に直面しており、この衝撃は消費者にとっての食品価格上昇につながる可能性があります。しかし、マリージュCFOは即座の影響を否定し、フランスの食品インフレは年内も低水準で推移すると予想していること、また3月の消費者行動に変化は見られなかったことを明らかにしました。
予想を下回る売上報告は、カルフールの成長軌道に対する懸念を呼び起こし、株価の下押し圧力となる可能性があります。投資家は、今後数四半期にわたり、同社がどのようにインフレ圧力を管理し、中核市場での成長を回復させるかを注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。