主なポイント:
- BRPは、米国の関税変更を受けて2027年度の通期業績見通しを公表停止した。
- 輸入されるスノーモービルおよび大半のオフロード車(ORV)の総額に対し、新たに25%の関税が課されることになり、従来の金属含有量に対する50%の関税から置き換わった。
- この変更はBRPの収益性に大きな不確実性をもたらし、コスト増と価格上昇を招く可能性がある。
主なポイント:

ケベック州ヴァルクール — BRPは、米国政府が「232条関税」を改正し、同社が輸入するスノーモービルおよび大半のオフロード車(ORV)モデルの総額に対し25%の関税を課したことを受け、2027年度の通期業績見通しを公表停止しました。
このパワースポーツ車両メーカーは4月14日、4月6日に発効した関税の変更が財務実績に大きな不確実性をもたらすと発表しました。従来の関税構造は、輸入された鉄鋼およびアルミニウムの含有量に対してのみ50%を課すものでしたが、新規則では車両の価値全体に25%の関税が適用されます。
米国の通商政策の転換は、Ski-Doo(スキードゥー)のスノーモービルやCan-Am(カンナム)の全地形対応車などの人気ラインを製造するこのカナダメーカーにとって、コスト増につながると予想されます。車両総額に対する新たな25%の関税は、特定の金属コストに限定されていた従来の50%の関税から実質的な変更を意味します。この変更は、米国に輸入されるBRPのオフロード車モデルの大部分に影響を与える可能性が高いと考えられます。
業績見通しの公表停止は、BRPの収益性が不透明な時期に入ったことを示唆しています。同社は増加したコストを自社で吸収して利益率を圧縮するか、価格引き上げを通じて消費者に転嫁せざるを得ず、その場合は需要が冷え込む可能性があります。この進展はBRPの株価(TSX: DOO、NASDAQ: DOO)に下押し圧力をかける可能性が高く、米国の輸入関税に対して同様の露出を持つパワースポーツ企業全般の再評価を促す可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。