主なポイント:
- BRPは2027年度第1四半期決算が経営陣の予想を上回った
- 米国セクション232関税を理由に通期見通しを引き下げ
- 好決算が関税懸念を相殺し、株価は約9%上昇
主なポイント:

BRP Inc.は2027年度第1四半期決算で市場予想を上回る業績を報告した一方、米国セクション232関税のコスト増加により通期見通しを下方修正した。
ケベック州バルクールに本拠を置くパワースポーツメーカーは、4月30日までの四半期において、経営陣の社内予想を上回る四半期業績を達成したと水曜日に発表した。BRPは今回の暫定発表では具体的な売上高や一株当たり利益の数値を開示していない。
BRPは2027年度通期の利益見通しを下方修正し、米国セクション232関税によるアルミニウムと鉄鋼への賦課変更に伴う多額のコスト増を織り込んだ。同社の製造工程で使用される輸入金属に適用されるこれらの関税は、Ski-Dooスノーモービル、Sea-Dooウォータークラフト、Can-Amオフロード車を含む全製品ラインにわたって利益率を圧迫すると予想される。
発表を受けた取引で株価は最大9%上昇した。四半期業績の好調さが関税影響に対する投資家の懸念を和らげた。年初来で約15%下落していた同社株は、貿易政策の不確実性に圧迫されていたが、決算発表前にその下落に歯止めがかかった。
今回の見通し下方修正は、BRPが関税コストが会計年度末まで継続すると予想していることを示唆している。次の注目材料は、詳細なセグメント別売上高、利益率の内訳、更新された四半期ガイダンスを含む完全な第1四半期決算報告書となる見通しである。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。