Key Takeaways
- BofA証券はICBCのH株目標株価を7.6香港ドルに引き上げ、買い推奨を継続。
- A株の格付けを「買い」に引き上げ、新たな目標株価を8.48人民元に設定。
- 第1四半期の純利益が前年同期比3.3%増の869億人民元に達したことを受けた動き。

中国工商銀行(ICBC)が第1四半期の純利益で3.3%の増益を発表したことを受け、米BofA証券は同行の目標株価を引き上げました。
同行のアナリストは第1四半期の堅調な成長を挙げ、2026年から2028年にかけてのICBCの収益予想を2〜3%引き上げました。
BofA証券はICBCのH株の目標株価を7.3香港ドルから7.6香港ドルへ、A株の目標株価を8.15人民元から8.48人民元へそれぞれ引き上げました。同証券はA株の格付けを「中立」から「買い」に引き上げる一方、H株については「買い」の格付けを据え置きました。
この格上げは、ICBCの純利益が869億人民元に達した好調な四半期決算を受けたものです。コア利益は前年同期比で9.2%増加しましたが、普通株式等Tier1(コア)自己資本比率は前四半期から31ベーシスポイント低下し、13.26%となりました。
米系大手証券による前向きな評価は、中国最大の国有銀行の一つである同行に対する投資家心理を改善させる可能性があります。投資家は、自己資本比率が安定するかどうかを確認するため、第2四半期決算でも収益の勢いが持続するかに注目するでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。