- BofA証券は招商証券の投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」へ2段階引き上げました。
- 目標株価は15.30香港ドルから16.60香港ドルに引き上げられ、大幅な上昇余地を示唆しています。
- 今回の引き上げは、A株取引の活発化による収益拡大と、潜在的なIPO収益への期待に基づいています。

BofA証券は火曜日、A株市場の活発化に伴う証券セクターの良好な見通しを理由に、招商証券の投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に引き上げ、目標株価を16.60香港ドルに上方修正しました。
BofA証券はリサーチノートの中で、「今回の引き上げは、出来高の増加と今後のIPOによる潜在的な投資利益に牽引された、収益に対するより楽観的な見方を反映している」と述べています。この2段階の引き上げは、同行の中国証券会社に対する姿勢の大きな転換を意味します。
新たな目標株価16.60香港ドルは、従来の15.30香港ドルから顕著な上昇となります。また、BofAは2026年の1株当たり利益(EPS)予想を16%引き上げて1.68元とし、予想自己資本利益率(ROE)を8.0%から8.8%に上方修正しました。
同行は、最近の経営陣の交代や、長鑫存儲(Changxin Memory Technologies)の潜在的なIPOを、株価をさらに押し上げる可能性のある短期的な触媒として挙げています。また、第1四半期末以降、「国家隊」として知られる政府系機関からの資金流出が鈍化していることも、株価の下支え要因と見なされています。
今回の引き上げは、中国株式市場に安定の兆しが見られ、売買代金の増加が投資家の関心の再燃を示唆する中で行われました。このような環境は、手数料収入の増加やアンダーライティング機会を通じて、招商証券のような証券会社に直接的な利益をもたらすと予想されます。BofA証券のこの動きは、投資家が持続的な市場回復の兆しを探る中で、同社株、ひいては中国の証券セクター全体のポジティブな再評価につながる可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。