重要なポイント
- BofA証券は、アジア太平洋地域のコンテナ海運における2026年のEBITマージン予想を100ベーシスポイント引き下げました。
- OOIL(00316.HK)の目標株価は112香港ドルに、COSCO SHIP HOLD(01919.HK)は12.5香港ドルにそれぞれ引き下げられました。
- 需給見通しが当初の想定を下回ったため、両社とも投資判断は「アンダーパフォーム」で据え置かれました。
重要なポイント

BofA証券は、アジア太平洋地域のコンテナ海運セクターにおける2026年の利益率予想を下方修正し、市場バランスが芳しくないことを理由に、OOIL(00316.HK)およびCOSCO SHIPPING HOLDINGS(01919.HK)の目標株価を引き下げました。
同行の最新の調査レポートによると、2026年第1四半期の稼働データや、中東紛争に起因する需給の引き締まりが「予想よりも緩やか」であることを指摘しています。同行は現在、同セクターの2026年のEBITマージンを、従来予想より100ベーシスポイント低いと見ています。
同行は、OOILの目標株価を119香港ドルから112香港ドルに引き下げ、COSCO SHIPPING HOLDINGSの目標株価を13.5香港ドルから12.5香港ドルに引き下げました。香港市場に上場する両コンテナ船会社に対し、セクターに対する概ねネガティブな見解を反映し、「アンダーパフォーム」の評価を維持しました。
今回の下方修正は、紅海での航行混乱による財務上の利益が、以前の予想ほど影響が大きくなかったり、持続しなかったりする可能性を示唆しており、2026年にかけてセクター全体の収益性を圧迫する可能性があります。
主要なオペレーターに対する弱気な姿勢とは対照的に、BofA証券はSITC International Holdings(01308.HK)に対して投資判断「ニュートラル」、目標株価37香港ドルを付与しました。同行は、SITCのアジア域内航路への注力が、2026年から27年にかけて比較的良好な収益バッファーを提供すると指摘しています。
主要機関によるネガティブなレポートは、株式への売り圧力を強め、セクターの収益性に関するより広範な再評価を促す可能性があります。投資家は、緩やかな傾向が持続するかどうかを確認するため、第2四半期の運賃データや運送会社からの将来のガイダンスを注視することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。