主なポイント:
- バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、小米(シャオミ)の投資判断を「買い」で継続し、目標株価は40香港ドルに据え置きました。
- 同行は2026年第1四半期の売上高予測を4%下方修正しましたが、粗利益率は予想を上回る21.8%に達すると予測しています。
- 2026年と2027年の電気自動車(EV)出荷台数予測は、それぞれ55万台と66万台に下方修正されました。
主なポイント:

バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズは、売上高および電気自動車(EV)出荷台数の予測を下方修正したものの、小米集團(シャオミ、1810.HK)の投資判断「買い(Buy)」を継続し、粗利益率が予想を上回る可能性があるとの見通しを示しました。目標株価については、40香港ドルを据え置いています。
今回の強気な判断は、BofAが小米の2026年第1四半期の売上高予測を4%下方修正し、前期比15%減、前年同期比11%減の990億人民元としたにもかかわらず出されたものです。同行は、この下方修正の理由をEV出荷の減速にあるとしています。
BofAセキュリティーズは調査レポートの中で、「スマートフォン製品ミックスの改善と平均販売価格(ASP)の上昇に支えられ、2026年第1四半期の粗利益率は予想を上回る21.8%に達する可能性がある」と述べています。Canalysのデータによると、2026年第1四半期のスマートフォン出荷台数は前年同期比19%減の3,400万台に落ち込みましたが、同行は平均販売価格の上昇が数量減を相殺すると見ています。同社の新しいEV事業については、SU7モデルの受注が7万台に達したことに注目しつつも、激しい競争を背景に、2026年と2027年の出荷台数予測をそれぞれ55万台と66万台に引き下げました。
レポートは、投資家の注目点は小米の収益性と多角化にあるべきだと示唆しています。スマートフォンの高付加価値製品へのシフトによる利益率の底堅さと、EV「SU7」の好調な初期受注が、株価のポジティブな勢いを維持する可能性があります。投資家は、成長を支える要因として、2026年後半に予定されている「YU7 GT」および「SUY」モデルの登場を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。