主なポイント
- バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーは、中国中免 (601888.SH) の目標株価を95元から85元に引き下げ、投資判断「中立」を継続しました。
- 第1四半期の決算で、コア純利益が前年同期比21%増の23億元となったものの、売上高が予想を下回ったことを受けた措置です。
- BofAは免税品売上の伸びがピークに達したと指摘し、同社の2026年の1株当たり利益予想を10%引き下げました。
主なポイント

バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーは、中国中免の第1四半期の売上高が同行の予想を下回ったことを受け、成長がピークアウトした兆候があるとして、目標株価を10%引き下げ85元としました。
BofAはリサーチレポートの中で、免税品売上の伸びは第1四半期にピークに達した可能性があり、株価のバリュエーションが見直される余地は限られているとの見解を示しました。
同行は同社のA株に対する「中立」の投資判断を維持しました。新たな目標株価は、第1四半期の決算を反映して10%引き下げられたBofAの修正2026年利益予想に対し、株価収益率(PER)35倍を適用して算出されています。
今回の引き下げは、第1四半期のコア純利益が21%増の23億元となったものの、根底にある売上の勢いが鈍化しているとの懸念を反映しています。海南島での売上は28%増の126億元となりましたが、これは当該四半期において空港およびオンラインでの売上が減少したことを示唆しているとBofASは指摘しました。
投資家にとって、「中立」の格付けは、現在の水準では株価がバランスの取れたリスク・リターン特性を提供しており、上昇のきっかけとなる材料が限られていることを示唆しています。今後は、同社が中核となる免税需要の鈍化を相殺するための新たな成長ドライバーを見つけられるかどうかに注目が集まります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。