主なポイント:
- 中銀国際(BOCI)は、中国聯通の目標株価を11.93香港ドルから9.55香港ドルへ、20%近く引き下げました。
- 同社は、強力なフリーキャッシュフローと高い配当性向を理由に、「買い」の格付けを再確認しました。
- この修正は、政府主導の増税により第1四半期の純利益が17.6%減少したことを受けたものです。
主なポイント:

中銀国際(BOCI)は、中国聯通(00762.HK)の目標株価を、増税による大幅な減益報告を受け、約20%引き下げて9.55香港ドルとしました。
目標株価は引き下げられたものの、同行は同社に対する「買い」の格付けを再確認しました。BOCIは、中国聯通の強力なフリーキャッシュフローと、2025年に予定されている61%の配当性向が、株価の堅実なバリュエーションを支えるとみています。
アナリストによる今回の措置は、中国聯通が2026年度第1四半期の純利益が前年同期比17.6%減の49億人民元になったと発表したことを受けたものです。同社のサービス収入も0.9%減の901億人民元となりました。利益減少の主な要因は、関連する通信サービスへの付加価値税(VAT)率が6%から9%へ引き上げられたことでした。第1四半期は、この政府主導の増税の影響が全面的に反映された最初の期間となりました。
業績結果を受け、BOCIは中国聯通の2026年から2028年までの利益予測を、それぞれ11.8%、9.1%、5.5%引き下げました。新しい目標株価の9.55香港ドルは、従来の11.93香港ドルから下方修正されています。
今回の利益減少は、中国の通信事業者が主力事業を成長させている一方で、政策変更による課題に直面していることを浮き彫りにしています。この動向は、投資家が税制調整がセクターの収益性に与える影響を注視することを示唆しています。中国聯通の次回の決算報告は、増税負担を吸収する能力を示す重要な指標となるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。