要点:
- 第4四半期の売上高は前年同期比10%増加。
- QNX部門の四半期売上高は前年比20%増の7,870万ドルと過去最高を記録。
- 営業キャッシュフローは前年比9%増の4,560万ドルに増加。
要点:

ブラックベリー・リミテッド(NYSE:BB)は、2026年2月28日に終了した第4四半期の売上高が前年同期比10%増加したと発表し、増収への転換を鮮明にしました。
同社の経営陣は声明で、「2023年のリーダーシップの交代以来、私たちは明確な目標、すなわちブラックベリーを収益性の高い成長企業に変革することに注力してきました」と述べています。
この成長を牽引したのはQNXソフトウェア部門の記録的な業績で、同部門の売上高は前年同期比20%増の7,870万ドルに達しました。自動車業界向けソフトウェアを専門とする同部門は、ロイヤリティの受注残高を9億5,000万ドルに拡大させました。なお、同社は全体の売上高や1株当たり利益の数値は公表していません。
今回の良好な結果は、大幅な変革を進めている同社にとって潜在的な転換点となります。需要の高い車載ソフトウェア分野での好調な業績は、投資家の信頼を高め、株価上昇の原動力となる可能性があります。
オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同テクノロジー企業は、GAAPベースの純利益でも8四半期連続の改善を記録しました。第4四半期の営業キャッシュフローは4,560万ドルで、前年同期比9%増加しました。
ブラックベリーのセキュア・コミュニケーション事業も、当四半期に前年同期比での増収に転じました。同社はこの回復について、デジタル主権ソリューションへの需要の加速と、世界的な国防予算の拡大によるものとしています。
この好調な四半期は、ブラックベリーにとって成長が再開した会計年度を締めくくるものとなりました。QNX部門の業績は主要なハイライトであり、成長率と収益性のバランスを示す指標である「Rule of 40(40の法則)」を第4四半期および通期の両方で達成しました。
今回の結果は、ブラックベリーのソフトウェアおよびサービスへの軸足の移転が大きな牽引力を得ていることを示唆しています。投資家は、同社がこの勢いを維持し、QNXの受注残を次年度の持続的な売上高および利益成長に結びつけられるかどうかに注目しています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。