- 中東紛争の沈静化報道を受け、ビットコインは反発し7万2000ドルの抵抗レベルをテストしました。
- S&P 500やナスダック指数も上昇したことで、リスク資産との相関関係が改めて示されました。
- 7万2000ドルを安定して上抜ければ、史上最高値の更新を目指す強気相場の継続を示唆する可能性があります。
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ビットコイン(BTC)は直近の安値である6万7700ドルから急回復し、7万2000ドルの抵抗レベルを試す展開となりました。この動きは主に、中東紛争の沈静化に関する報道に影響されたもので、S&P 500やナスダック指数といった伝統的なリスク資産も押し上げられました。
「仮想通貨市場は現在、伝統的市場から手がかりを得ており、明確な『リスクオン』のセンチメントが戻っています」とEdgenのマクロアナリスト、ニーナ・ボルコフ氏は述べています。「特にビットコインとナスダックの相関関係が再び強まっており、機関投資家がこの資産を世界の流動性と安定性に対するハイベータな投資対象と見なしていることを示唆しています。」
今回の反発は、活発なデリバティブ取引によって支えられました。Coinglassのデータによると、ビットコイン先物の未決済建玉(オープンインタレスト)は350億ドル以上に達し、資金調達率がプラスに転じたことは、ロングポジションへの意欲が再燃していることを示しています。この動きにより相当量のショートポジションが清算され、さらなる上昇の勢いをもたらしました。
今後の焦点は、ビットコインが7万2000ドルの水準を突破し、維持できるかどうかです。ブレイクアウトに成功すれば、強気相場の継続を示唆する可能性が高く、トレーダーは前回の史上最高値や、潜在的な新価格の模索を視野に入れることになるでしょう。しかし、市場が外部の地政学的イベントに依存していることは大きなボラティリティをもたらします。緊張が再び高まれば、最近の上げ幅を急速に打ち消す可能性があります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。